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ウサギとの暮らし方 〜食餌管理〜

 

ウサギを飼育する上で、食餌管理はとても大切です。

草食動物であるウサギは、1日の大半を食べることに費やします🍴肉食動物とは違い、栄養価の低い草🌱や木の葉🍃などを主食としているので、必要なカロリーを摂取するためにはたくさん食べる必要があるのです☝ヒトと暮らす中で、本来の食生活とは異なる食餌を続けていると、さまざまな病気を引き起こしかねません⚠ウサギの健康を守るため、正しい食餌管理をしましょう😋

主食

ウサギさんの主食は「牧草」です✨一日中いつでも食べられるようにたっぷりとあげましょう。牧草に多く含まれる繊維質が歯とお腹の健康を守ります🍀

牧草は大きく分けると「イネ科」と「マメ科」の2種類があります。

🔹イネ科:繊維質が豊富で低カロリー、成長期を過ぎたウサギちゃんの主食

チモシー、オーチャードグラス、オーツヘイ、ウィートヘイ、イタリアンライグラス、バミューダグラスなど種類も豊富にあります。最も入手しやすいチモシーをベースに数種類のイネ科牧草を混ぜながらあげるのが良いでしょう🙆

🔸マメ科:イネ科に比べると高タンパク、高カルシウム、高カロリー、成長期の子ウサギちゃん向き

アルファルファが代表的です。嗜好性が高いので、イネ科への移行が難しい場合もあります。幼い頃からアルファルファとイネ科牧草を混ぜながらあげておくのがオススメです🎶

ラビットフード(ペレット)

牧草だけでは足りない栄養補給のために、種々の栄養素をバランスよく含んだラビットフードを1日2回決まった量だけ与えます。粒が硬いハードタイプは歯根に強い圧力がかかるため、お勧めしません。ソフトタイプを選択しましょう。ペレットのあげ過ぎは肥満の元なので気をつけましょう。量についてお悩みの方🤔はご相談ください😄

当院では、臨床獣医師とメーカーが共同開発した動物病院専用のラビットフードを取り扱っています。(以下の特長はメーカーHPより抜粋)

🔵コンフィデンス🔵

①低カルシウム:カルシウムは健康維持に必要な分だけ配合しています。

②低カロリー:従来のフードよりカロリーを10〜20%控えています。

③高繊維:ウサギには十分な繊維が必要です。

④うさぎ好みの風味:うさぎが好んで食べるハチミツを配合しています。

⚪コンフィデンスプレミアム⚪

①食べ易い硬さとサイズ:フードの物性を改善し、フードが割れるまでにかかる荷重が大きく低減されました。また、フードのサイズを小さくしたことで、歯のトラブルなどで食欲のないウサギや高齢ウサギにも食べ易いサイズと食感にしました。

②繊維強化:食物繊維の中でも難消化性の繊維である酸性デタージェント繊維(ADF)の含量を高めました。摂取された繊維は、腸の健康を維持します。

③吸水性アップ:短時間で水を吸収するため、流動食を短時間で作ることができます。歯と歯茎のトラブルや体調不良などで食欲が低下している場合は、食べ易い流動食を与えることをお勧めします。

④高い嗜好性

この他、ベッツセレクションシリーズ(グルテンフリー)も取り扱っています。詳しくは当院までお問い合わせください💮