
ウサギ好きによるウサギのためだけの
病院を作りたくて、
ウサギ専門クリニックを開院いたしました。
ウサギたちとそのご家族が
幸せなウサギライフを送れるように、
心を込めて診療いたします。
「vinaka(ヴィナカ)」とはフィジー語で「ありがとう」という意味です。いつでも感謝の気持ちを忘れないという想いを込めました。ご来院くださる患者様への感謝、一緒に働いてくれるスタッフへの感謝、クリニック創設を助けて下さり今も引き続きサポートして下さっている方々への感謝、ウサギ医療の基本を教えて下さった先生方への感謝、うちの子になってくれた歴代のウサギたちへの感謝...たくさんの皆様の温かい支援があってこそ、今があることを忘れずに診療していきたいと思っています。 フィジーは南太平洋に浮かぶ小さな島国。一番大きな島でも日本の四国くらいの大きさです。私が半年間ほど滞在したこの国は、「世界の幸福度ランキング」で1位に輝いたこともあります。心の豊かな笑顔あふれる人々に魅了され、本当の意味での幸せとは何かを教えてくれた大切な場所。ここでの出会いにも感謝を込めて、vinakaにしました。
ウサギ専門の病院にしたのには、2つの理由があります。
①ウサギ以外の動物によるストレスのない環境作り
ウサギは元来、自然界では食べられる側の動物(被捕食動物)であることから、犬や猫等の食べる側の動物(捕食動物)と同じ空間にいることがストレスになる場合もあります。そういった余分なストレスを与えない院内環境を実現しました。当院に来院されるウサギちゃんは、待合室や診察室で牧草やおやつを食べてくれる子がたくさんいます。ウサギにとって怖くない場所である証だと思っています。②真剣に取り組んでいるウサギ医療の提供
幼い頃からウサギと生活をしてきた中で、ウサギが病気になった時に病院探しがとても大変で、他県まで連れて行った経験があります。ウサギ医療に真剣に取り組みたいと思ったことも獣医師を目指した理由の一つです。ウサギ医療の第一人者である斉藤久美子先生に師事し、ハンドリングや手技、知識、診療に対する姿勢等、多くを学ばせていただきました。現在も常に情報をアップデートし、より良い医療を提供できるように努めています。