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タイプによって考える食餌管理ーpart1ー

ペットとして飼われているウサギさんには

ネザーランドドワーフ・ホーランドロップ・ミニレッキス・・・などなど

様々な品種のウサギさんが存在していますが、どんな品種であれ『ウサギ🐰』という種に違いはありません。

『ウサギ🐰』の基本的な食餌には主食である牧草栄養バランスの良いペレットが必要であり、

どんな品種であれ、この基本的な食餌から大きく逸れることはありません😊

しかし、私たち人間にも食のこだわり・食べ方・体質があるように、ウサギさんもそういった食の個性をもっています。

👩「うちの子太りやすいんだよね・・・」

🧑「ペレットをがっついて食べるから喉に詰まらせないか心配・・・」

などといったウサギさんの食に関する悩みをお持ちな飼い主様も少なくないはず💡

そこで🙌

今回はウサギさんのタイプによって考える食餌管理についてお話ししたいと思います✨

 

偏食なウサギさんの食餌

野生のウサギさんは様々な植物🌿を食べて生活しています。

しかし、何でもかんでも手当たり次第に食べてしまっては命がいくらあっても足りません😫💦

野生のウサギさんたちは幼い頃に、母ウサギから食べていいもの🙆‍♀️を教わります。

初めての食べ物には警戒心が強く、とても慎重になります。

野生で生きていくには当然ですよね💦

これはお家で飼われているウサギさんたちにも当てはまり、幼い頃に口にしなかったものは食べない傾向にあります。

そのため今まで食べたことのあるものしか食べず、偏食になってしまうのです😓

 

🐰対策

ペレットや牧草にはいろいろな種類があるので、もしショップなどでサンプルをもらう機会があれば少しずつ試していきましょう⭐

ペレットは現在与えているものと同じメーカーのものや主原料が同じものからスタートすることをおすすめします😊

もしペレットを切り替える場合には、新しいペレットにいきなり全量変更するのではなく🙅‍♀️現在与えているペレットに新しいペレットを加えていく割合を少しずつ増やしながら、数日かけて切り替えてあげるのがベストです👍✨

そして意外にも多いのが牧草を食べないウサギさん😭

小さい頃にペレットメインで生活しているウサギさんたちは牧草を食べなくなってしまうことがあります。

👩『一度チモシーを入れてみたけど食べなかった・・・』

で諦めるのはちょっと待ってください✋

牧草にはチモシー(1番・2番・3番刈り)・オーツヘイ・イタリアンライグラスなど多くの種類があります。

また、同じ1番刈りのチモシーでも産地(アメリカ・カナダ・北海道)や扱っているショップやメーカーによって好き嫌いが分かれます🤷‍♀️

イネ科の牧草であれば問題ありませんので、お家のウサギさんの好み🐰💕を見つけてあげて下さい✨

以前牧草についてのブログもあげていますので、良ければこちらをご覧ください😊

ウサギとの暮らし方~食餌管理 牧草編~

お野菜や果物も食べないからと言ってすぐに片づけてしまうのではなく、そのまま置いておくと仕方なしに食べることがあります🍎

もちろん時間が経ったお野菜や果物は新しいもの✨に交換してあげてくださいね。

他にも、目の前で飼主さんが野菜や果物を食べてあげることで興味を示し食べてくれることもあります😊

野菜や果物も多くの種類があるので、ウサギさんの好みを見つけてあげてください🐰💕

食べてもいい野菜・果物についてはこちらをご覧ください✨

ウサギとの暮らし方 ~食餌管理 野菜編~

 

そしてウサギさんは薄明薄暮性の動物。明け方や夕暮れ時が一番活発になります🐇💨

この活発になる時間に合わせて新しいものを与えてみたり、運動後のお腹が空いてるタイミングを狙って与えてみるのもいいかもしれません😀✨

過度な偏食のウサギさんはなかなか大変な道のりですが、、、😭めげずに頑張ってください💪

👩『現在食べているペレットや牧草を好んで食べてくれているのでうちの子は心配ありません』

という飼い主さまもいらっしゃると思います。

ですが、もし数年後その製品が廃番になったり、原材料が変わってしまうと急に食べなくなることも・・・💦

もしもの時に備えて今のうちに少しずつ試していただくといいかもしれませんね🙆‍♂️

 

ガツ食いするウサギさんの食餌

ペレットをあげると一瞬で食べ終えてしまうウサギさんがいます😲

人と同じく食欲旺盛でよく食べている姿は見ていて気持ちがいいものです。

しかし、ガツガツとよく噛まずに飲み込み、まれに喉に詰まらせてしまうことがあります😨💦

食に貪欲なウサギさんで、特に空腹状態でペレットを待ち望んでいるときに起こりやすいですね。

 

🐰対策

ペレットと短い牧草を混ぜて与えてみましょう😊

そうすることでペレットを探すというひと手間が加わりガツ食いを防ぐことができます。

また、ペレットの前に野菜などを与え、空腹を緩和させてからペレットを与える方法もありますよ💡

 

 

さて、今回は偏食ウサギさんと、ガツ食いウサギさんの食餌管理についてお話させていただきました。

他にも太りやすいウサギさんの食餌についてお話したかったのですが、これまたお話が長くなりそうなので、一旦今回はここで終了します😥

すいません・・・💦

太りやすいウサギさんの食餌については、次回の『タイプによって考える食餌管理パート2』でお話したいと思います😊💕

お楽しみに~~~~~~✨

動物看護師🐰I